空撮をご検討のすべての方へ |
■空撮の楽しさを多くの方へ広めたいと考えています。
そこでまず、ご自身で空撮されることを考えてみませんか?と、
おすすめしています。
現在のドローンは高性能で安価により美しい映像が手に入るため、
全くはじめて方でもかなり見栄えのする映像が簡単に撮影できます。
空撮自体が珍しかった有人ヘリコプターやパラグライダーの時代は、
かかる経費の多額さから専門業者に依頼するしかありませんでしたが
現在、ほとんどの方が業者への依頼ではなくご自身で撮影されているのが現状です。
TV・新聞で空撮映像・写真を見ない日がないくらいに普及しましたが、
関連の報道各社は、業者への外注ではなく、自身での撮影に替わってきています。
ぶれた状態のままの空撮TV映像が使われているのをたまに目にしますが、
そんなドローン初心者でも報道現場では十分に通用するカメラマンになりえるのです。
またそんな初心者カメラマンでもすぐ上手になっていってます。
本当に簡単に、買ったその日でも、初フライトであっても、
機体は安定したホバリングを続け、見失うことがあってもGPS機能で自動帰還するのです。
ドローンパイロットとして重要なのは、慣れと、繰り返しの練習回数。それにプラス、
動画編集を前提とした「使えるカット」を「短時間により多く」作り出す撮影が必須です。
飛ばす回数が増えれば増えるだけ上手になっていきますが、
熟練の技が不要な機体のため、従来のホバリングすら難しかったRCヘリコプターを
数cm浮かび上がらせる技術すら、ほとんどのドローンパイロットは持っていません。
逆に、そのような技術が不要なほど、機体は高性能なのです。
そこで問題になるのは、
自分で撮影するより満足いく映像を撮影できる技能が空撮業者にあるかどうか、
価格に見合える判断ができるかになります。
どうでしょう。
継続した空撮依頼がある方なら、自社で保有しようかという気持ちになりませんか?
(操作について)
前進・後退・上昇・下降・回転・チルトアップ・チルトダウンという操作を組み合わせ、
俯瞰上昇・俯瞰前進・横移動・斜め移動・円移動、さらに、
円移動+上昇・前進+上昇・後退+上昇・下降+チルトアップ・下上昇+チルトダウン、
様々な操作を組み合わせることで滑らかな見栄えのする映像が撮影できるようになります。
急激なスロットル操作を行わないよう心掛け、上達を目指してください。
■空撮業者の選び方
実際に撮影された映像を空撮業者は必ず公開していますので、
サンプル動画やYou Tube にてご確認することがまず第一歩になります。
公開していない業者は避けるべきと考えます。
次にサンプル動画の確認。
一定以上の撮影技術を有しているかどうかは少し見慣れればすぐ分かるようになります。
短く編集されたものではなく、できるだけ長い尺の撮りっぱなし映像で確認し、
その場で機体を回転させた目の回るような映像が含まれていたり、
滑らかでない部分を編集の一部に使用していたり、
プロペラや機体が映像に写り込んでいる場合は問題外です。
撮影内容により、編集切り取りのため急いで近づくブレやカクカクは当然ですが、
サンプルでさえその状態なら、納品映像はそれ以下になると覚悟せねばなりません。
数社を比較していけば案外簡単に判断できるようになっていきます。
空撮ではなく、機体の販売や教室開催がメインの事業者も多く、
業界が新しいため、素人が素人に教えている程度の場合も多々あります。
何を求めているかで業者は判断されることが必要かと思います。
■資格について
「資格を持っている」と強調ばかりする業者の方は要注意。
ドローンを飛行させるための国家資格は存在しませんし、当然不要です。
業界独自の資格はいくつか存在しますが、初心者かどうかの線引き程度のもので、
技能の高さを証明できるレベルには程遠いのが現状。
ドローン活用による地域創生を推進する国に対して、
資格を強調し敷居を高く見せようとする業者は悪質な存在といえそうです。
■国土交通省の許可・承認について
住宅密集地上空を全国どこでも自由に飛ばせる包括申請をしても
個人の趣味では許可はまず出ないでしょう。
ただ「国土交通省の許可・承認」を強調する業者も要注意です。
「許可・承認」の申請にお金はかからず無料ですが、
申請代と称してその都度、かなりの金額を請求する業者や、
煩雑な手続きで取得は大変だと、代行が必須と説明する司法書士も悪質な例。
こちらも、ドローン活用による地域創生を推進する国に対して、
資格を強調し敷居を高く見せようとする厄介な存在といえそうです。
首相官邸上で墜落したおもちゃのドローンのニュースは皆さんご存知だと思います。
許可・承認を受けることで個々の機体を識別し、登録し、
誰が飛ばしたものかを把握させるために今後も法整備は必要な事。
許可・承認があったとしても、むやみな飛行は避けるべきなのです。
業者の方も個人の方も、この線引きのためと認識しなければいけません。
それでは、絶対に個人では許可されないのでしょうか?
住宅密集地上空を全国どこでも自由に飛ばせる包括申請をしても
個人の趣味では許可はまず出ないでしょう。
では、場所と飛ばす日時を限定した申請はどうでしょうか?
友人の結婚式で飛ばしてあげたいという優しい人を排除する法律ではありません。
国土交通省のホームページに、書き方まで詳しく載っていますので、
チャレンジして見られたらいかがでしょうか?
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/
無人航空機(ドローン・ラジコン等)の飛行ルール
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html
最新の「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン(PDF)
http://www.mlit.go.jp/common/001228024.pdf
申請に至るまで熟読することは大変ですが、操縦するうえで必要なことばかりです。
それを安易に難しいからと代行申請する行為は厳密には脱法行為。
申請さえ通ればいい!ではなく、ドローン法整備の意味を把握せねばなりません。
■空撮依頼もお考えください。
ご自身で飛ばされることを、ここまでご説明してきましたが、
ここまで読まれていかがでしょうか?
機体を買って自分で飛ばしてみたいと思われた方、是非そうしてください。
でも、すべての方に空撮が向いている事だとはもちろん思いません。
練習したり、技を磨いたり、
その時間がもったいなく感じられる方もごもっとも。
空撮を依頼された方が絶対にお得に感じられる方も多いはずです。
・多少の金額を払ってもすぐに求める空撮映像を手に入れたい方。
業者に空撮を依頼すれば、一定以上のレベルの空撮映像がすぐ手に入ります。
・ご自身の趣味としてはこのような撮影は考えられないな~という方。
たしかにその通り。どんな分野も向き不向きがあります。
餅屋は餅屋。得意な方に任せることで社会的な分業が成り立っているんですね。
空撮が好きで、のめり込み、腕を上げていかれる方が空撮業者であれば適任です。
・安いと言っても機体を買って、操作を覚えて、練習してという過程を面倒と思われる方。
機体を買うだけなら簡単で誰でもすぐできることですが、
実際に使いこなすには多くの時間を費やす必要があります。
また、動画編集するためのパソコンもかなりのスペックと技術を必要とします。
なんだかんだと色々用意していくとかなりの金額になっていきますので、
業者に依頼することでより安価に空撮映像を手に入れられる場合も多いです。
業者に頼まれる方が良かった!
という場合もたくさんあると思います。
その際は、当店も候補にご検討してみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
注意点 |
使用権として商用利用、加工も含めご自由にご利用いただけますが、
2次使用や転売はできませんのであらかじめご了承ください。
■動画撮影は通常FHDフルハイビジョン画質、動画編集はHDハイビジョン画質にて行っております。
使用目的から十分と思われ、それ以上だとデーター量が大きく重くなるためですが、
もちろん4K、5.4Kの納品はもちろん、LOG撮影やRAWデーター渡しも可能です。
ご希望の場合はお申し出てください。
■撮影方法、撮影対象、撮影目的など、できるだけ詳しく事前打ち合わせをお願いします。
(もちろん分かる範囲で結構です。ご相談はお気軽にどうぞ)
■日本全国において申請し、許可・承認をいただいておりますが、それはどこでも自由に飛ばせることを意味しているわけではありません。特に当社は安全飛行を第一に考えておりますので、業務といえど必要のないフライトは極力行わない方針です。
ご希望の空域でお受けできない可能性はご了承ください。
■事前ロケハン・下見が必要な場合は別途料金がかかります。
■山岳登山など特殊環境下での撮影も承ります。
■10時間歩かなければならない秘境へも撮影同行(現在一時的に休止中)させていただきます。
■強風(風速:7m/s以上)、雨天、雷雨、降雪、GPSの補足ができないなどの場合、撮影をお断りする場合がございます。当社扱い機種では気温が氷点下の場合、極めて短距離・短時間しか撮影ができません。ご了承ください。
■基本的にお客者様立会いによる撮影とさせていただきますが、立会い不可の場合は事前にご相談下さい。
■撮影のキャンセルは3日前までにご連絡します。
キャンセルにつきましては、前日50%、当日100%のキャンセル費用が発生致します。
■天候不良によるキャンセル・順延はどうしても出てきますが、柔軟に対応致します。
お早めにご相談ください。
■ドローン撮影時の出来上がりは天候に大きく左右されます。
屋根瓦の状態チェック、農業用ハウスの破れがないかの確認などは曇天でも特に問題ありませんが、イメージ的な撮影を求められる場合、特に風景撮影は、朝日がまぶしい、白山がきれいに眺められる、霧が幻想的だ、月が出ている、青空、など強く求められる場合は希望に添えない場合がございます。
ただ長時間の待機の末、奇跡の絶景を撮影することも好きですので、ご相談下さい。
■当社の青空時のサンプル動画を組み合わせての動画作成も可能です。
例えば、店舗看板撮影や室内風景のみ空撮し、サンプル動画やご提供いただいた写真を使用し作成すればよりお手軽に動画作成もできます。
■機械トラブル等が発生し撮影が困難な場合がございます。
納期に間に合わないなど理由の保証はお受けできませんので、撮影日数は予め余裕を持ってお考えください。
こちらの都合で延期させていただく場合がございますことも予めご了承ください。